南見つばさ

余白を活かす開幕。4時間以上作品の文脈を踏まえつつ、九井スナオの表情が自然に立ち上がる。 滑らかな往復に小さな焦らし。4時間以上作品らしい近距離の粘度が心地よい。 ねっとりと湿った音が続き、画面の温度がじわじわ上がる。 ぴちゃ…の残響をオ…

余分を削いだミニマルな導入で、最上さきなの表情が際立ちます。 最上さきなの潤んだ瞳がカメラを捉え、くぐもった声が重なる。体温が画面越しに伝わってくる。 ゆっくり、ねっとり、時々速く――その変化がいやらしくて上手い。 最上さきなが挑発的に腰…